西脇美絵子の東京アマポーラ

先生は、"フラメンコ練習生のプロ?!"

フラメンコ・バイレ練習生から、
体の不調や、腰、膝などの故障の話を聞くことがよくあります。

フラメンコは、体に負担がかかる、
フラメンコは、体を痛めやすい、そんな風に思っている人は多いのではないでしょうか?

実は私も、少し前までは、
フラメンコは体に無理な負担がかかりがちではないかと、
思っていました。

yoga-1883371__480.png体を痛める主たる理由は、
何よりも間違った体の使い方なのですが、
それにしても、極端に、しかも勢いよくひねったりするポーズは多いし、
サパテアードもそもそも足腰にあまりよくないんじゃないかと。

私は踊りはやっていませんが、
持病持ちの自分の身体づくりのために
ボディケアの勉強を、少しばかりやっています。

それで、最近ようやくわかってきたことは、
実は、フラメンコはとても重力のあるこの地球の摂理にかなった
本来の体の動かし方が尊重されたバイレだということです。

正しい身体の使い方で踊れば、
これほど理にかなった体の動きはないようです。
これについては、まだ勉強途中なので、この話はここで止めておきますが...。

うまくなりたいと思えば、
ハードに練習を重ねることになるし、
無理な練習を重ねれば、これまた体を痛めてしまいます。

力強さが強調されるため、身体に余計な力が入ってしまいがちで、
それが引き金になって体を痛めるケースがやはり多い。
力を入れるなって言われても、抜き方がわからない人も多いですしね。
プロの方でも、力が入りすぎてる方、結構います。

また、現代社会に生きる私たちは、
本来の、自然の理にかなった身のこなし、動き方を忘れてしまっています。

日々パソコンやスマホに向かう生活で身につけた姿勢、
アスファルトの道で歩く歩き方、
ほとんど重労働がなくなった日常生活の中で、
私たちは踊らずとも、すでに悪い習慣、
インナーマッスルを使わない動き方を身につけてしまっているのです。

となれば、やはり体は痛めてしまいがちだし、
疲れやすく、疲れがとれにくくもなります。

そうしたことが、
自分の思うように動かない体の原因だったりするのです。

実際、フラメンコ舞踊は激しいですから、
強靭な体を持っているか、
よほど正しい身のこなしを身に着けている人でなければ、
どこかに過重な負担がかかってしまうというわけです。
これ、現代人に腰痛や肩こりが多いのとおなじ理由です。

踊りとしてのトータルなメッソドがなかなか確立されず、
舞踊でありながらも、
そもそもが身体づくり、身体性よりも
フラメンコ性に重点が置かれるフラメンコ舞踊(とりわけ日本の)では、
結果、何らかの故障を抱えている人が多いという現実があります。

さて、実は、今日のブログはここからが本論です。

unnamed.jpgそうした、フラメンコを続けるうえでの体の悩みに
真正面から取り組み、
現在はヨガのセラピストとして活動されている方がいます。

その人は、神野百合子さん。
フラメンコ歴20年。今ではフラメンコを踊るだけでなく歌も歌っています。

神野さん曰く
「フラメンコってね、強い踊りだから、
踊り続けるには、強い身体が必要なんです。
プロで踊っているような方って、やはり元々の体がしっかりしている方が多いす。
でも、私の身体は弱かったの。
だから、すぐにあっちが痛くなったりこっちが痛くなったりして、
フラメンコをずっと踊り続けることはできませんでした。
それで、ヨガという手法を使って、
根本的に自分の体を見つめ直したのです。
フラメンコを踊り続けるために、ヨガを勉強したのです」

私が神野さんに初めて出会ったのは、もう、20年近く前のこと。
当時彼女は、フラメンコを始めたばかりのフリーのライターさんでした。
同業のよしみで、いろいろお話するようになったのですが、
その後10年くらいの年月を経て再会した時には、
不健康な生活を強いられがちな、ライター稼業からはきっぱりと離れ、
ヨガの先生になっていたのです。

ヨガの専門家になった今も、
フラメンコを続けられていて、
いや、続けるどころか、
お見受けするところ、
ハマリ切ったまま、
あくなき探求心でフラメンコと向き合われています。

ある時の、私と彼女の会話。
今、いろんな人がライブで踊っているけど、
そんなにフラメンコが好きで、
フラメンコのプロになりたいと思ったことはないの?
「ない、ない! この世界の大変さはわかっているもの。
でもね、私フラメンコは練習生のプロよ!
練習生としての悩みはすべて経験してきたわよ。心も体も!」

あぁ、さもありなん。納得。

さて、
持病持ちの私の悩みは、
踊るどころか生活するにも不自由なこの身体。
筋肉というか贅肉が委縮しており、
あちこち痛くなったり動きずらかったりするのです。
そんな相談を、神野さんにするようになりました。

そんなことから、
「リラクゼーション・ヨガクラス」を
中野スペースリンクが主催する「リンクカルチャー倶楽部」で
昨年秋から開講するようになり、
私も今ではそこの生徒の一人です。

そうして、いよいよこの4月から
「ダンサーのためのメンテナンス・ヨガ」トライアル3回コースを
開講することになりました。。

フラメンコをディープに探究してきた彼女は、
ヨガも本格派。
当世流行りのアメリカンヨガではなく、
インド・ヨガを習得されています。

その中でとりわけ重要視しているのが、
ヨガの呼吸法と、自然に取り組めるプチ瞑想。

神野さんからのメッセージです。

「ヨガ呼吸を習得すれば、
あなたの身体はもっとスムーズに動くようになります。
プチ瞑想でより存在感のある、肝の据わった立ち姿、
"踊れる身体"をつくりましょう。
そしてまず、体の曲所を緩めて、疲れを取ることから始めましょう。
驚くほど、動きやすくなりますよ!」

プロ、アマをとはず、踊りのジャンルも問わず
ダンサーのボディ・コンディショニングをテーマにしたクラスです。

踊りのジャンルは問いませんが、
フラメンコ舞踊の体の動かし方、
フラメンコダンサーの陥りやすい誤った体の使い方には、特に精通されてています。

1回2500円というお得な受講料は、
「フラメンコの練習生のプロ」を自認する神野さんの心意気!

バイラオーラの皆さん! バイレ練習生の皆さん!
この機会にぜひ、
ご自分お身体を見直してみてください。


「ダンサーのためのメンテナンス・ヨガ」の詳細情報はこちら
http://flamenco-sitio.com/sj/2017/03/-3.html

「究極のリラクゼーションヨガ」の細情報はこちら
http://ur0.pw/CuBe

 

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西脇美絵子 プロフィール

フラメンコ・シティオ主幹、及びアクースティカWEB担当。フラメンコ専門雑パセオ・フラメンコの編集長を経て、フリーランスの編集ライター、プロデューサーとして活動。取材執筆、公演・ライブ等の企画制作・プロモーション、映像ソフトの企画・制作などフラメンコの現場を主なフィールドに仕事を重ねる。スタッフとして参加した主な公演に「フラメンコ曽根崎心中」、「第1回日本フラメンコ・フェスティバル」など。単行本では「逢坂剛対談集/フラメンコやりたいほうだい」、「フラメンコ上達ポイント50」等。また数多くの映像ソフトも手掛けている。
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