西脇美絵子の東京アマポーラ

俵英三×間野暁(セビージャに30年以上、知る人ぞ知るあの間野さんです!)~中野フラメンコ夜話会スタート!~ 

アクースティカの引っ越し騒動で
1年近く間があいてしまった
アクースティカ主催「目黒フラメンコ夜話会」を
再開することにした。

場所が目黒から中野に変わったので、
この際、名前も一新し、
「中野フラメンコ夜話会」としよう。

src_10225798.jpgこれまでに11回開催してきたこの夜話会。
ほとんどがギタリストの俵英三さんを語り部に迎えてのもの。
踊り手の萩原順子さんや、飯塚真紀さんを迎えてやった回もある。
名前が変わっても夜話会の趣旨や内容は同じなので、
通算回数は、次回をVOL.12 としたいと思う。

これからも俵さんのお話の会を軸に、他のゲストの会も交えながら、
基本月1回のペースで開催していく予定。

ディープなフラメンコを求めるファンにはたまらないこの夜話会。
まだ参加されたことのない方も、ぜひ覗いてみてほしい!

さて、記念すべき中野での最初の夜話会は......、

ゲストに、あの間野暁さんをお迎えします!

俵さんのこれまでのお話の中にも度々登場した、間野さん!
往年のコアなフラメンコファンなら知らない人はいない
あの間野さんだ!

フラメンコのギタリストですが、
ギタリストという言葉では言い尽くせない人。
1975年からセビージャに30年以上暮らし、
スペイン社会やフラメンコの
裏も表も知り尽くした方。
そして、
俵さんが太鼓判を押すほどの
語り上手な方でもある。

私はもう20年以上前に一度だけお会いしたことがある。
パセオ編集長時代、
初めて行ったスペインで、
なんと帰国する朝に、
ようやく間野さんと電話がつながった。

昼前にはスペインを発たなければならない。
「また、今度来たときに会いましょう」と、いうと、
「いや、これから飛行場まで行きます」と、
間野さんは、
車を飛ばして会いに来てくれたのだ。

すごい行動力!
旧知の仲ではないのですよ!
間野さんの逸話は色々聞いていたが、
あちらは私のことなんて全く知らなかったはず。
新米編集長がセビージャの主のような方に、
面通ししたいと留守電に入れただけなのだ。

飛行場のカフェで1時間あまり、
間野さんは、私がまばたきする間もないほどの勢いで、
スペインのこと、フラメンコのこと、ご自分のことなどを
一気に語りまくって、
ニコニコ笑いながら、颯爽と帰って行かれた。

初スペインの最後の最後に、
私は強烈な一撃を食らったというわけだ。
伸びた髪、
痩せた頬にぎょろりとした眼、
大きな声に、軽妙な語り口
摩訶不思議な存在感で圧倒されまくった。

間野さんが何年か前に帰国されていたことは知っていたが、
表立っての活動をあまりされておらず、
また、当世はやりのSNSやネットの活用を全くされてないので、
なかなか連絡先がわからず、ようやくこの度間野さんの所在を探し当て
出演をお願いした次第。

久しぶりに電話を通して聞いた
間野さんの声は、とてもお元気で、
現在は、
フラメンコの神になるための修行として、地元静岡のスペインレストランなどで、月に何度かギター弾いている」とのこと。
なんとも、間野さんらしい言い草だ。

帰国後、日本のフラメンコ界とは少し距離をおいていらしたようだが、
この夜話会の趣旨を伝えると、
日本のコアなフラメンコファンと出会えることを喜んでくれ、
快く出演を了解くださった。

会のナビゲート役は、
もちろん、俵英三さん、
この方をおいて他にはいない。

とにかく、
間野さんのお話が聞けるとても貴重な機会です。

俵さん×間野さんの深淵にして洒脱な語りは、
きっと時間を忘れさせてくれる面白さだ。
痛い話も出てくるかもしれない。

一体どんな展開になるのか?
企画者としても先が読めない、興味津々だ。
神のみぞ知る、予測不能な一夜となることだろう。

間野さんをお迎えするにあたって、
俵さんからメッセージをいただいたので、ここに紹介する。

「82年夏、セビージャに到着。

マヌエラ・カラスコやアンヘリータ・バルガスはもちろん、ファルーコ、アントニオ・マイレーナ、エンリケ・エル・コッホ、カマロン、チョコラーテ、ローレ・イ・マヌエルなど、今や亡き巨匠達が、またまだ元気で活躍していた。
トゥリアナの橋の袂でセビージャ在住の大先輩、真野さんにお会いした。
自己紹介を済ますと「俵くんは何年セビージャに滞在する予定ですか?」という真野さんの質問に答えて、「滞在費が続く限り、2年間住めればいいなと思っています」。

すると意外な言葉が返ってきた。
「いいえ、あなたはこの街に長く住み着きます。20年間はいるでしょう」

そして予言通り、ぼくは20年間滞在した。

その間、お会いするたびに、アンダルシアの人々の魅力や本場のフラメンコ事情、日本人のフラメンコとの向き合い方など、豊富な知識と経験、鋭い分析力と審美眼に基づいた真野さんの絶妙なトークを飽きることなく、何時間も貪るように聴いた。」
~written by Eizo Tawara~


俵さんがスペインへ行かれる前にやろうということになり、
開催まであまり日にちがない。

ディープなフラメンコには目がないあなた、
ぜひご来場下さい。
フラメンコ好きなお友達にも、
いや、今回に限っては、
フラメンコファンでなくともたまらない一夜となるかもしれません。

夜話会の詳細は以下のとおりです。

◆中野フラメンコ夜話回vol.12
テーマ「セビージャで見た天国と地獄」
ゲスト 間野暁  ナビゲーター 俵英三
日時 2017年5月10日(水) 19;00開場 19:30開演
場所 中野スペースリンク(アクースティカスタジオ:中野駅北口2分)
参加費 2,800円(ワイン1杯付き・持ち込み歓迎)
定員 40名 (お早目のお申込みを!)
お申込み 
①メール E=Mail:info0915@n-spacelink,.com
件名に「夜話会申込み」と明記の上、①名前、➁参加人数、③メールアドレス、連絡先電話番号を明記の上、お申し込み下さい。
➁☎03-5380-5066/中野スペースリンク(11:00~19:00 日月祝定休)


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西脇美絵子 プロフィール

フラメンコ・シティオ主幹、及びアクースティカWEB担当。フラメンコ専門雑パセオ・フラメンコの編集長を経て、フリーランスの編集ライター、プロデューサーとして活動。取材執筆、公演・ライブ等の企画制作・プロモーション、映像ソフトの企画・制作などフラメンコの現場を主なフィールドに仕事を重ねる。スタッフとして参加した主な公演に「フラメンコ曽根崎心中」、「第1回日本フラメンコ・フェスティバル」など。単行本では「逢坂剛対談集/フラメンコやりたいほうだい」、「フラメンコ上達ポイント50」等。また数多くの映像ソフトも手掛けている。
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