西脇美絵子の東京アマポーラ

フィエスタの楽しみ

最近、日本でも
フィエスタへの関心が高まっているようです。

かくいう私も、フィエスタは大好き!
だからこれまでも、
フィエスタやその楽しみ方に関する企画を
色々やってきました。

そうそう、シティオ塾の隠れコンセプトだって、
実は、
フィエスタで自由にフラメンコを楽しめるようになろう!
なのです。

だってフィエスタには、
フラメンコ本来の粋と楽しさがいっぱい!

アンダルシアの多くのフラメンコたちだって、
いつもも難しい顔してホンドを歌っているわけじゃありません。
彼らが日常生活の中で楽しんでいるのは、フィエスタなんです。

フィエスタは、
ステージのフラメンコとは対極にあるもので、
生活に根付いたあるがままのフラメンコです。

fiesta2.jpg家族や親戚、友人やご近所さんなど、
フラメンコ好きが集まれば、
自然発生的にフラメンコの和ができて、
コンパスでコミュニケーションし合うが如く、
フィエスタが始まります。

錚々たるアルティスタたちが参加するフィエスタも
もちろんありますが、
基本的には、
フィエスタには、演じる人と観客という垣根はありません。

そこでもっぱら歌われるのはブレリア、時にはタンゴ。
喉に覚えのある面々がまずは歌い、
周囲の人達は、パルマでコンパスの渦を作り
ハレオで合いの手を入れて、
皆でその掛け合いを楽しみます。
そうした自然な流れの中で、
だんだん興が乗ってくると、今度は誰かが踊りだしたり...。

フラメンコたちは、
コンパスという共通言語を通して、
楽しいひとときをわかちあうのです。

そんなスペイン流のフィエスタを日本でやってみたい!

フラメンコが生活の中に根付いてなど居ないこの日本で、
自然なあるがままのフィエスタなどは
到底無理な話しなんですが。


こんな私の無謀なな願いを
叶えてくれたのが、
ルイス・ペーニャでした。

luiz3.jpg幼い頃からフィエスタに親しみ、
今は亡き巨匠たちとのフィエスタ体験を豊富に持ち、
現在もフィエスタに生きている彼。
今やスペインでも数少ないフェステーロとして
いぶし銀の存在感を放っているアルティスタです。

ここ数年、踊り手でアフィシオナーダの
井山直子さんが毎年彼を招聘し、
ブレリアなどのクルシージょを開かれています。


2年前から私が企画している
「ルイス・ペーニャを囲んでフィエスタ!」は、
井山さんに協力をあおぎ、
ルイスとの信仰が深く、本場のフィエスタにも精通している
ギタリストの俵英三さんにフィエスタの案内役をお願いして
実現したものです。

フィエスタには、予め決められた構成も段取りもありません。
その日その場所に集まった人々が醸し出す空気感や印象から、
ルイスは何かを察知し、何かに促されるように
フィエスタは始まります。

1回目のフィエスタでは、
ルイスはもちろんのこと、
参加者も一緒にブレリアを踊ったり、歌ったり、
パルマを叩いたり盛り上がりました。
2回めの昨年は、
ルイスの中のフラメンコが、
言葉となって溢れ出し、
綺羅星のような、フラメンコ秘話をたくさん語ってくれました。

luiz23.jpgフィエスタの形は、様々ですが、
そこに変わらず有るのは、
とても濃密なフラメンコの時間。
日本ではなかなか経験できない
フラメンコの磁場とでもいったらよいような
時空がそこに出現するのです。


さて、そんなルイスを囲んでのフィエスタが、
今年ももうすぐ開催されます。

ルイスが放つアルテを堪能しながら、
スペイン流儀のフィエスタを、
一緒に楽しみませんか?


そうは言っても、
「生活の中」ではなく
「お教室文化の中」で存在する
日本のフラメンコでは、
「フィエスタ」は、
多くの練習生にとって
なかなか手の届かない世界になってしまっています。

「フィエスタ」という一番親しみやすいはずのフラメンコが、
「ブレリアは上級者がやるもの」という日本的ル-ル?が
いつのまにかできてしまったようです。

そして巷に蔓延する「ブレリア怖い症候群」。
いつまでたっても、
気軽にフレリアを楽しめないという現実。

「フィエスタって楽しそう!」
「もっと自由にフラメンコを楽しみたい!」と思いながらも、
「ブレリアを自由に踊るなんてとても無理!」
「パルマだって自信ないし」などなど
参加するには敷居が高そうと
最初の一歩をふみだせない人が多いようです

でも、せっかくフラメンコと出会えたのに、
それではあまりにもったいないと
あなたは思いませんか?

でも、心配は無用です。

ルイスのフィエスタでは、
その瞬間、その場の空気をインスパイアしたルイスが、
あなたをフラメンコの豊かな世界へと
無理なく自然に導いてくれるからです。

参加者に必要なことは
ルイスが発するフラメンコを素直に受け止めること。
ギタや唄に、心を傾けよく聞くこと。
この二点だけです。

ルイスが誘うフラメンコの世界は、
きっとあなたが体験したことのない、
どこまでも自然で、さりげなくて、
フラメンコの幸せ感に満ちたものです。

しばしルイスに身を任せて、
フラメンコの豊かで楽しい時間をご一緒しませんか?

さて今年は、一体どんなフィエスタになるのか?
実は、私もワクワクドキドキなのです。

⬛ルイスを囲んでフィエスタ!vol.3詳細情報
2017年10月2日(月)
19時半スタート 19時受付開始
場所 中野スペースリンク(アクースティカスタジオ)

特別ゲスト ルイス・ペーニャ(フェステーロ)
ナビゲーター 俵英三   協力 井山直子
参加費 5,500円(ワイン1杯+タパス・持ち込み歓迎)
主催 アクースティカ

お申込み 中野スペースリンクまで。             
① E-Mail:info0915@n-spacelink.com宛にメール。件名に「ルイスのフィエスタ申し込み」と明記の上、
①お名前 ➁申込人数 ➂連絡先電話番号 ④メルアド を書いて送って下さい。
➁☎03-5380-5066(11:00-19:00 日/月/祝定休)     

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西脇美絵子 プロフィール

フラメンコ・シティオ主幹、及びアクースティカWEB担当。フラメンコ専門雑パセオ・フラメンコの編集長を経て、フリーランスの編集ライター、プロデューサーとして活動。取材執筆、公演・ライブ等の企画制作・プロモーション、映像ソフトの企画・制作などフラメンコの現場を主なフィールドに仕事を重ねる。スタッフとして参加した主な公演に「フラメンコ曽根崎心中」、「第1回日本フラメンコ・フェスティバル」など。単行本では「逢坂剛対談集/フラメンコやりたいほうだい」、「フラメンコ上達ポイント50」等。また数多くの映像ソフトも手掛けている。
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