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2013年、ラ・ウニオンのカンテ・デ・ラス・ミナスのコンクールの器楽(フラメンコギター以外)部門で優勝した、ペペ・バオの決勝でのブレリア(決勝ではこの他にタランタを演奏)。

iluleSANNKARANO

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2013年、ラ・ウニオンのカンテ・デ・ラス・ミナスのコンクールの器楽(フラメン
コギター以外)部門で優勝した、ペペ・バオの決勝でのブレリア(決勝ではこの他に
タランタを演奏)。

ペペ・バオはライムンド・アマドール率いるフラメンコ・ロック・バンドでベース
を務めてきました。ここでもライムンドの影響が色濃く感じられる演奏をしていま
す。

ベースをパーカッションのように奏でるイントロから、ライムンド直伝ともいえる
ファンキーなリフタッピングを駆使して伝統的なメロディを弾いたり、
嵐のようなスラップ、なんとカンテ伴奏まで飛び出すやりたい放題な展開。

トレス・ミル・ビビエンダスのイケイケのブレリアをエレキベースで遺憾無く弾き倒した名演です。


ロシア出身アメリカ在住の天才的ギタリスト、グリーシャ。
サビーカス、モントーヤなど伝説的なフラメンコの巨匠たちの名曲を現代によみがえらせる達人だ。
確かなテクニックと豊かな表現力に裏打ちされた完璧な再現能力。
更に、独自の感性で曲に独自の解釈を加えた演奏は圧巻だ。

昨年10月に初来日を果たし、旋風を巻き起こしたロシオ・モリーナが、
4月にまたやってくる。

現代フラメンコのカリスマ、エバ・ジェルバブエナ。
フラメンコファンからの熱い支持を集め続ける一方で
コンテンポラリー・ダンスのピナ・バウシュやハリウッドのマイケル・フィギス監督ら各界の雄たちを魅了。
来年1月に発表される英国ナショナルアワード(英国舞踊界最高の賞)の最優秀女性舞踊手賞に、フラメンコ界からはおそらく初のノミネートを果たしてもいる。

彼女の作品は、すべて彼女の体験と魂の記憶から産み落とされたもの。
舞台芸術としての高みを実現させながら、
揺らぎや痛みが失われることはない。

完璧な身体性と深い思索とが彼女の踊りや作品の骨格となり
言葉にできないあの感情や忘れられないあの思いを
私たちに思い起こさせる。

彼女のこれまでの作品のエッセンスがつまった世界初演の「泥と涙」
代表作である「雨」(日本初演)の2作を引っ提げて、
来年3月、エバ・ジエルバブエナが来日する。

私はヘレスに生まれるという幸運に恵まれました。
家族というシーツにくるまれ育ちました。
モライートの息子、ファンの孫、マヌエルの甥である事が、
私に全ての扉を開いてくれました。
それは責任の重い事ではありますが、
自分に与えられた恵みであると感じています。 BY ディエゴ・デル・モラオ

10月に行われるフラメンコ・フェスティバル・イン・トウキョウの最終日に、
待望のロシオ・モリーナ日本初公演が行われる。
上演プログラムは、ロシオの象徴的代表作「ダンサオーラ」。

「ダンサオーラ」とは、ダンスのスペイン語「ダンサ」と
女性フラメンコ舞踊手を意味する「バイラオーラ」を合わせた造語。
それはまさに、ロシオ自身を体現した言葉だ。


現在本サイトに掲載中の「新人公演応援團合評」はもう読みましたか。
例年恒例の記事ですが、

その中で、応援團員の歌う堀越画伯は、吠えてますねぇ。
「カンテが歌えなきゃ踊れない」って。はい、何度もそう言い切っています。

一部では頑固オヤジの暴言との向きもある越画伯の熱く厳しいその進言は、
いつも踊り手たちに向けられていますが(氏は踊りとカンテ部門の合評を書いているので)、
ギタリストだって同じなんですね。
ほら、ビセンテだって歌っています。

大劇場の大きなステージ、
まだ明かりもつかない暗闇の中で
ボロロン、ギターが鳴った。

あっ、ビセンテだ!
間違いなくビセンテの音だ!

その一音を聞いただけで、
私は十分に満たされていた。
ビセンテの魔力だ。

数々のヒット曲を生んできたドランテスのピアノ。
一度聴いたら忘れない美しく鮮烈なメロディの
根底に流れているのは、揺るぎないフラメンコだ。

そんな、音楽的洗練の中に宿る彼のルーツを、
「フラメンコ・ウォーカー」の坂倉まきこさんは、次のように解説している。

「~最も伝統的なカンテを歌うことで知られたマリア・ラ・ペラタ(歌手)の孫、~父はギタリストのペドロ・ペーニャ、兄のペドロ・マリア・ペーニャは、叔父であるカンタオール、フアン・ペーニャ"エル・レブリハーノ"のギタリストも務めています。~ウトレラという村のカンタオール、ペラテ・デ・ウトレラは祖母の兄で、有名なフェルナンダとベルナルダのウトレラ姉妹ら多くのアーティストが親戚筋にあたるカンテの名門ファミリーの一員です」