感じる!フラメンコ動画

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鐘の音に呼応するパルマ、
鍬の音に呼応するじゃり土の上のサパテアード、
そして、ノーメイクで踊るロシオ・モリーナ......。

プリミティブで新しい。
ロシオ・モリーナならではのセンティードにあふれた映像だ。


4月23日、ギタリストの名手ニーニョ・ミゲルが亡くなった。

ニーニョ・ミゲル......。
往年のギターファンなら、彼の名を知らぬ者はいないだろう。
超絶テクニックと黒い、ヒターノの音色。
一時代を席巻した名ギタリストだった。
トマティートの叔父にあたる。

だが、彼の栄光は長くは続かなかった。
フラメンコシーンからも長らく消えていた。

ドラッグにむしばまれ、ウェルバの町の流しに身を落としたミゲルの変わり果てた姿をyou tubeで見つけたと、
西光氏(「ミカニータとマッキーのカフェカンタンテ」の制作者)が教えてくれたのは、2年ほど前のことだった。

ほどなく、そんなミゲルのドキュメンタリーが制作され、
アクースティカの新着DVDで紹介したのは、
わずか1カ月前のことだった。

この映像は、70年代ミゲル全盛時代の演奏だ。

フェスティバル・デ・ヘレスの最終公演を飾ったエバ・ジェルバブエナ。
その1週間後には、最新作「Ay!」をロンドンで初演。
昨年第2子を出産したエバだが、
すでに精力的に活動を再開させている。

ロンドン公演のレポートは、坂倉まきこの「フラメンコ・ウォーカー」に掲載中!
この映像は、出産の前年、2011年のエバ。





昨年、弱冠35歳の若さで芸術監督に就任したアントニオ・ナハーロ率いるスペイン国立バレエ団。
その来日公演が2月1日から、東京・名古屋で行われる。

プログラムは、ナハーロ振付の新作「セビリア組曲」を中心にしたAプロと、
名作「メデア」「ボレロ」に加え「ホタ」の新作などが上演されるBプロのふたつ。
同舞踊団の伝統と今が堪能できる演目である。

ゴージャスにそして緻密に構築された舞台。
"スペインの実力"を体現する、選りすぐりのメンバー。
スペイン舞踊の華麗な世界を揺るぎない伝統と斬新な試みとで魅せる。


2013年初の「今週のコンパス」は、
タンゴで盛り上がりましょう。

バイレは、イスラエルとパストーラ兄妹、
ギターは、自身のCDプロダクションで精力意的な録音を続けているペドロ・シエラ、
カンテは、ペドロの妻ラ・トバラと
昨年のビエナル ヒラルディージョ賞受賞で今注目!のホセ・アンヘル"カルモナ"。
そしてフェステーロのエル・ボボーテらが
一堂に会して炸裂。

国宝級のカンタオール、フラメンコ最後の怪物、マヌエル・アグヘータ。
カンテ・ヒターノの極みそのものの歌。
土の匂いと腸をかきむしる絶叫が、聴く者の魂を鷲掴みする。
黒い大地を揺るがすしわがれ声は、なぜか艶やかだ。

想像を絶する逸話の数々に彩られた彼の生き様。
並外れた野性が、彼の中に棲みついている。
その強烈なキャラクターが、産み落とす奇跡のカンテ。

この映像は、ドミニク・アベル監督のDVD「アグヘータス。カンタオール」。
アグヘータの歌と語りを軸に(伴奏はモライート)、ドキュメント映像で紡がれている。

無音の導入部を、じっと待っていれば、
たとえスペイン語がわからなくても、
アグヘータの世界へ導いてくれる。

スペインには、凄い子どもたちがいる。
ここまで歌っちゃうんですね。
隣ににいるのは、アルヘンティ―ナ。

ヘアンドレス・ペーニャがやってくる。
東京での公演は、なんと10年ぶり。

ヘレスに生まれ、アンヘリータ・ゴメスの元でフラメンコを学んだアンドレス。
ヘレスを代表する踊り手として、とりわけ、ブレリアの名手として名高い。

ヘレスのアイレを感じたい人には、たまらない公演となることだろう。

SOLO=独りの舞台です。カンテもギターもパルマもありません。......

その対話からは、喜怒哀楽、様々な感情が伝わってきました。そして、何の誘導や目安がなくとも、フラメンコのコンパス(リズム)は、たとえ止まっているときでも奥底で息づいているのが感じられます。......

往年のバイラオールから学び、研究し、時間をかけて創られたイスラエル独自のスタイル。......

カフカの「化身」をモチーフにした作品から12年。
イスラエルのスタイルは"驚き"から"共感を呼ぶもの"になりました。

               ~「フラメンコ・ウォーカー」(坂倉まきこ)より~

「ボボテは、僕たちが出会えなかった故人の素晴らしいアーティスト達が活躍していた時代も知っている。そして僕たちが憧れた現代の巨匠達と共に育ち、今、こうして僕たちの見本となってくれている。フラメンコの歴史を生き続け、時代が変わっても、ボボテはボボテ。変わることなく、純粋なフラメンコのリズムを刻み続けている。」 by トロンボ 
~「フラメンコ・ウォーカー」(坂倉まきこ)より~