感じる!フラメンコ動画

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彼女は太陽だ。降り注ぐ光だ。
彼女は海だ。豊穣の海だ。

カディスの粋と格調が
全身から溢れる歌姫。
人々は彼女を"カディスの真珠"と呼んだ。

ペルラ・デ・カディス
哀切の奥にも
静かな微笑みを絶やさぬ
母なる歌い人

ヒターノがピアノを弾くとこうなる!
ディエゴ・アマドールのピアノは、そう語る。

怒涛のごとく渦巻くコンパス
粒だった一音一音の確かな質感
フラメンコ・ギターの息遣いをそのまま再現したかのような音の流れ、勢い――。

彼が奏でるのはフラメンコの洗練ではない。
フラメンコそのものだ。
プーロの血が
ピアノという器を得て、奇跡の音となった。


ディエゴ・デ・モロン、またの名をディエギート。
名カンタオール、ホセレ-ロ翁の息子として生まれ
モロン派ギターの祖ディエゴ・デ・ガストールを伯父に持つ。

既にギターは、彼の身体の一部だ。
自分自身がコンパスそのものになって
全身全霊で音魂(おとだま)が放たれる。

絶妙の間合い、
無垢な音色
フラメンコギターの繊細さと激しさを
自身の内に抱え込んで
彼のギターは、泣き、叫び、唸る。

あらゆる人間の記憶が、彼の中で交錯しているかのように
深い闇の奥に一筋の光明がきらめく。

この気迫はなんだ?!
このギリギリ感は何だ?!

一族の中でもとりわけ祖父ファルーコの面影を色濃く残したこの少年は、
その立ち姿に、振りあげた腕に、ギラリと見据えた視線の奥に、
フラメンコを宿している。

伝統の中から生まれた天才カルペータ。
彼は既に、身体を張った一人前の男の人生を生きている。
宿命を上回るカルペータのマグマが、
見る者をつかんで離さない。

地割れした大地の底から噴出するカンテ
震える魂、決して忘れることのない痛みを
ドローレスは歌う。

アグヘータ一族に脈々と伝わる野性の喉で
父マヌエルから受け継いだ
膨大な魂の記憶を歌う。

来る8月、
ドローレスが日本に
それも博多に来るという。情報の詳細はこちら(チケットはすでに完売!)


アフリカ出身の難民が、スペインで、同じくマイノリティのヒターノと共に暮らし、音楽の道を志す。こんな民族や国籍を超えた、ユニバーサルなバックボーンが、"ニュー・アフロ・スパニッシュ"を代表する、ブイカの奥深い魅力につながっているのは間違いない。

~中谷伸一「PURO DRUNKER」より~

YOUTUBEで検索すると、ブイカの映像がたくさん掲載されている。
中でもこれは、最悪の画質、音だった。
だが、シティオ読者の皆さんには、まずこの映像をお見せしたかった。
ニュー・アフロ・スパニッシュの歌姫ブイカの
バックボーンがフラメンコにあることを、ストレートに感じ取れるからだ。
アフリカ系スペイン人、ヒターノ地区に育ったブイカ。
こんなプーロもあるのだ。

モライートが、ヘレスの町に帰って来た。

4月4日
彼が住んでいたサンティアゴの町のバレーラ通りが、
モライ―ト・チーコ通りにその名を変えた。

これっぽっちの混ざりものもない、
フラメンコの塊、ドンダイ。
あぁ、まだこんな人がいたのだ...。