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この8月、ドローレス・アグヘータが8年ぶりに日本で唄った。
場所はフラメンコ好きならよくご存知の博多のスペイン・レストラン、ロス・ピンチョスだ。
 
東京住まいの身には博多は遠い。
ましてお盆の前であり、交通費も馬鹿にならない。それでも行きたかった。
だって、あのドローレスがファミリアで来て、しかも最上のアーティストには最上のもてなしをするロスピンで唄うのだ。どれほど佳いものが出てくることか。

それに、時期的にも距離的にも条件が良くないとなると、本当にドローレスの唄が聴きたいという人しか来ないかもしれない。それは、非常に繊細なアーティストであるドローレスが、温かく迎え入れてくれる環境にホッとして唄える可能性が高いということでもある。行くのがしんどいような時こそ、むしろ佳いものに出会えるチャンスではないかと、そう思った。

来たる9月22日にエル・フラメンコで初の東京公演を行う徳永健太郎・康次郎兄弟。

圧倒的な実力で健太郎が日本フラメンコ協会新人賞を受賞したのが3年前。兄に続いて康次郎が同じく奨励賞を受賞したのが2年前。それぞれ中学を卒業した15歳の時に渡西し、スペインから帰国しての新人公演挑戦だった。

突如登場した若い才能に、兄弟ともに初チャレンジでの連続受賞に、観客は驚き、当時大きな話題を集めた。

9月8日、踊り手の手下倭里亜が10年ぶりのソロリサイタルを開催する。
これまでに手下は2度のソロリサイタルをエル・フラメンコで行っているが、今度の舞台は銀座ブロッサムホール。

プロデビューから20年あまり、プーロなフラメンコを求めてタブラオを軸にライブ活動を展開し、教授活動においても生活とともにあるフラメンコを模索し指導してきた彼女が、今回は大劇場でのソロ公演に挑む。

一体彼女にどんな心境の変化があったのだろうか? 何を思い何を求めて、今彼女は大きな舞台に立とうとするのか? 公演を直前に控えた手下のスタジオを訪ね、インタビューを行った。

来たる9月22日にエル・フラメンコで初の東京公演を行う徳永健太郎・康次郎兄弟。圧倒的な実力で健太郎が日本フラメンコ協会新人賞を受賞したのが3年前。兄に続いて康次郎が同じく奨励賞を受賞したのが2年前。

それぞれ中学を卒業した15歳の時に渡西し、スペインから帰国しての新人公演挑戦だった。突如登場した若い才能に、兄弟ともに初チャレンジでの連続受賞に、観客は驚き、当時大きな話題を集めた。

それまでまったく無名だった二人が、一躍フラメンコ界の期待のホープとなったのだ。


フラメンコ・シティオではこの度初めて、イベントを開催することになりました。
本サイトの人気連載「濱田吾愛のカンテ指南」の濱田吾愛さんを講師にカンテ講座を開きます。
カンテ伴奏には、9月の東京ライブのプロモーションのために上京中の徳永兄弟にお願いすることができました。
二人のミニライブもあります。

毎年夏の恒例行事となっているプリメラ・フラメンコフェスティバルが、今年も7月14日から4日間に渡り開催される。

最初の2日間は、もう30年来続けられているフラメンコ教室合同発表会。
バイレ、ギター、カンテ、あらゆるジャンルの教室があつまり、フラメンコ愛好家たちの熱演が繰り広げられる。
なんと2日間で120組の出演者!

後半の2日間は、これも10年来続けられている「フラメンコのニューウェーブ」。
こちらは、第一線で活躍中のバイレ、ギターカンテのプロのアーティストたちが出演。
タイトルにある通り、一曲入魂の演技・演奏が披露される。


体当たり!中田佳代子が歩んできた道
 スペインに次いでフラメンコが盛んな国といわれる日本。今日本には、実力あるアルティスタが大勢活躍している。だが、フラメンコはそもそも血と伝統がモノいう世界。ひとたび活動の場をスペインに求めると、そこには今なお大きな壁が立ちはだかっている。
 
フラメンコ修行にスペインへ渡る者は大勢いる。しかし、プロとして存在しようとした途端、その扉は今なお固く閉じられているのだ。だが、その高いハードルに果敢に挑戦しているひとにぎりのアルティスタたちがいる。腰を据えてスペインに生活拠点を置き、スペイン人と同じ土俵でコンクールへの挑戦や地道なライブ活動を重ねながら、スペインでの活動の場を広げようとチャレンジしているアルティスタたちだ。
 
踊り手中田佳代子もそうしたアルティスタの一人。スペイン人の夫とともにバルセロナに住み、スペインでフラメンコダンサーとして生きる道を模索し実践している。