スペイン-日本を往復しながら、フラメンコの世界を闊歩する坂倉まきこが発信。

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 "フラメンコ"というと「踊り」というイメージが強いのですが、この秋、来日していたフラメンコギタリスト、カニサレスのコンサートツアーの様子を何度か観る機会を通じて、フラメンコは音楽としてもっと日本で楽しんでもらえるのではないかと改めて感じました。そもそも、フラメンコに関する仕事を始めたのも「Flamenco es música」(フラメンコは音楽)ということを知っていただきたいと思ったから。
前回、スペインのコンクールにも色々あることを少し書きましたが、フェスティバルにもそれぞれ個性があります。現在、アンダルシア地方のセビージャで開催されている、2年に一度のフラメンコフェスティバルであるビエナル・デ ・セビージャは、規模、期間ともに一番大きいものと言えるでしょう。スペインの中でも屈指の観光地であるセビージャ。そして、フラメンコのメッカでもあるだけに、踊り、歌、ギターのレッスンを受けに、世界各国からフラメンコを勉強している人が集まります。(写真右:パンプローナ市庁舎の前でのアルバ・エレディアのパフォーマンス)
スペインでは年間を通して、各地でフラメンコフェスティバルやコンクールが多数開催されています。コンクールに関して言えば、歴史ある大規模なものから、愛好家たちの作る団体(=ペーニャ)が主催するもの、フェスティバルに付随して開催されるものなど、規模もそれぞれの基準もかなりばらつきがあります。スターへの登竜門的なラ・ウニオンやコルドバのコンクールもあります。注目されるチャンスになるコンクールでの受賞。
男女のデュオグループと言うと、洋楽では兄妹のカーペンターズ、邦楽では夫婦のチェリッシュやヒデとロザンナ。最近ではどうでしょう?男女混合の複数名のグループやスペシャルコラボ的なデュオはあっても、男女二人だけのデュオというと何が浮かびますか?
気温は日本と同じくらい高くなっても、湿気が低いスペインの夏。ここパンプローナも、昼間は刺すような陽射しはあっても、日本のように気だるく熱くなるということはあまりありません。今年は去年と比べて風のある日も多かったので、肌寒くすら感じる日もありました。
この夏、例年になく寒暖差の激しい気象状況は、日本だけではなさそうです。スペインの各地でも「急に涼しくなった」「と思ったら、また暑くなるらしい」という声を聞きます。(左写真:市役所前に集まった、バルコニーからのコンサートの聴衆)
インターネット社会になり、誰もが情報を発信できるようになりましたが、必ずしも正しい情報ばかりとは限りません。特に自分が知らないことについては、その真偽を判断するのは難しいものです。公演評も同様で、演者の意図を汲み取ることなく、感想だけで終わってしまうものもあります。個人の感想を綴るブログであれば、読む方もそのつもりで読めば良いのですが、記事となると無責任なことは書けません。これからも、できるだけきちんと情報を整理した上で、観てきた公演をお伝えするように努めたいと思います。
3月8日は何の日かご存知ですか?1975年に国連が定めた「国際女性デー」です。この日は世界的に、あらゆる女性を祝う日らしく、スペインでも「おめでとう!」と声をかけられ、恥ずかしながら、この日のことを知らなかったもので、最初は戸惑いました。20年以上前からこの日に日本にいないので、実際に目にしたことはないのですが、日本各地でも「国際女性デー」にちなんだイベントが行われていたようです。日本にいた女性の皆さん、この日に「おめでとう」と言われましたか?
アンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催された第22回フェスティバル・デ・ヘレスは、悪天候に見舞われながらも無事終了。最終公演が行われたビジャマルタ劇場では、当日の午前中の大雨で劇場内の一部が水浸しになるというハプニングも。そのため、雨漏れ場所に近い一階席の一部のお客さんは別の場所に移動させるという処置も取られたようです。ヘレス滞在中には、超多忙のヘレス市長のマメン・サンチェス氏を市庁舎に訪問して、フラメンコを通じて日本とヘレスの繋がりがさらに深まるよう、お話をする機会も作っていただきました。(写真:ヘレス市長と筆者)
日本でもお笑いは人気ですが、スペイン、特にここアンダルシアの人は冗談が大好き。スペイン語では「チステ(CHISTE)」と言いますが、人々が集まると誰かしらが必ずネタを持っていて隙あらば笑いを仕掛けてきます。スペイン語ノンネイティブにとって辛いのは、話の最後のオチになると畳み掛けるように早口で話す上に、もう話している本人がほとんど笑っていて、何を言っているんだか聞き取れすらしないことです。