スペイン情報満載!フラメンコ・ウォーカー

アーティスト紹介


アンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催されていたフラメンコ・フェスティバルでの公演。来年の日程も発表され、期間中にビジャマルタ劇場で行われた公演の人気投票では、バイラオールのエドゥアルド・ゲレーロ(Eduardo Guerrero)の公演がトップを取ったというニュースも入っています。下記は今年のフェスティバルのダイジェスト映像。全ての公演を数秒単位でカバーしています。
バレンタインデーは、スペイン語では「ディア・デ・サン・バレンティン(Día de San Valentín)」。聖バレンティンの日という意味で、別名「恋人たちの日(Día de los enamorados)」とも言われています。
2016年のセビージャのビエナルでのヒラルディージョ賞受賞アーティストの中から、イノベーション賞 の ファミ・アルカイ&ロシオ・マルケス(Fahmi Alqhai y Rocío Márquez。コンサート名は、"Diálogos de viejos y nuevos sones")、新人賞のカンタオーラ(歌手)マリア・テレモト( MARÍA TERREMOTO)、そして「カテドラル("Catedral")」で最優秀作品賞のパトリシア・ゲレーロ (Patricia Guerrero)の公演などをご紹介します。
取材/文 坂倉まきこ スペインでは、親が小学校の送り迎えをするのが普通です。そして、学校が終わると、次は習い事へと連れて行きます。学校の成績が悪く、終業後に補習が入ってしまうと習い事には通えなくなってしまうのですが、大抵の子供は芸術、音楽、スポーツなどを課外授業的に受けています。セビージャ滞在中によく通る場所には音楽学校があり、夕方になると子供を迎えに来た親たちで道が占拠されている状況をよく目にします。多くの子供が通うだけに、特に才能のある子を見つけやすい環境かもしれません。
2015年の秋は久しぶりにスペイン人アーティストの来日公演ラッシュでした。9月のサラ・バラス(Sara Baras)、アンダルシア・フラメンコ舞踊団(Ballet Flamenco de Andalucía)。10月は、スペイン国立バレエ団(Ballet Nacional de España)。そして11月は、ロシオ・モリーナ & ロサリオ・ラ・トレメンディータ(Rocío Molina & Rosario La Tremendita)、エル・シガーラ(EL Cigala)ら。その他、日本人バイラオーラの方々の公演へのゲストとしても、多くのアーティスト達が日本にやってきました。(写真下左:国際フォーラムでのロシオ・モリーナ公演にて開場前の舞台)
この記事はフラメンコシティオ内「MUSICOS/アーティスト・インタビュー」に掲載された記事の解説付オリジナルバージョンです。お急ぎの方や公演内容を鑑賞当日まで知りたくない方はこちらへどうぞ!)
スペイン南部アンダルシア地方。大航海時代、多くの帆船が新大陸に向かって航海に旅立つ出発点となったグアダルキビル川が流れるセビージャは、かつては港湾都市として、今はスペインを代表する観光都市として多くの人が訪れる場所。そして、セビージャはフラメンコのメッカでもあることでも有名。旧市街からグアダルキビル川を挟んだトリアナ地区は、1560年以降のスペイン国王フェリペ二世によるヒターノ定住政策で、ヒターノの永代居住地の一つとして指定されて以来、多くのヒターノが移り住み、そこでフラメンコ文化が栄えることになった。
セビージャのフラメンコフェスティバル、通称ビエナルの姉妹フェスティバル「Septiembre es Flamenco」の公演からご紹介しています。このフェスティバル、巷では「ビエナリータ」という愛称で呼ぶ人もいます。「ータ(ita)」「ート(ito)」というのはスペイン語で使う「縮小辞」のひとつ。南米では、特によく使われます。例えば、ビールなどを「ちょっと一杯」というのを「ウナ コピータ(Una copita)」などと言いますが、ウナは数字の1、コピータはコパ(copa)の縮小辞。サッカーの大会で、コパ・アメリカというのがありますね。あの"コパ"=カップという意味です。(右写真はロペ・デ・ベガ劇場の内部)
前回はお薦めの若手歌手をご紹介しましたが、今回は大ベテラン、いぶし銀アーティスト達の公演をご紹介します。(左写真:カレテ・デ・マラガ)
フラメンコ・フェスティバルと名のつくイベントは、スペインだけでなく各国で催されてます。1〜3日程度の短いものから、1ヶ月に渡って続くものと期間も様々。その内容もスペインからのオファーで幾つかの公演を組み合わせたものもあれば、そのフェスティバル独特のチョイスで選んだ個性のある内容を打ち出すところもあります。7月にフランスのモン・デ・マルサンで行われるフェスティバルは、その後者。スペインには地理上近いということもあり、フェスティバルの監督は、しばしばスペインを訪れ、直接現地を視察してその内容を決めているようです。アンティグオ(古いもの)からもっと学ぶべきだと言われる今日この頃。今年は、若手とベテランを同じ日の舞台に立たせるという公演が企画されました。
お伝えしておりますフランスのモン・デ・マルサンのフェスティバルは今年で27年目と言う老舗的存在ですが、昨年始まり今年2歳を迎えるスペインのフェスティバルもあります。今年のヘレスのフェスティバルで活躍の目立ったカディス勢。その中でも、伝説のカンタオール、カマロン・デ・ラ・イスラの出身地、サン・フェルナンドの「ラ・イスラ・シウダ・フラメンカ」(第61回のウォーカーでも紹介しております。詳細、プログラムはこちら)カディス県のアーティストを中心に、マイテ・マルティン、アントニオ・カナーレス、ローレ・モントージャらのゲストも迎えて開催中です。
このフェスティバルで活躍が期待されているのが、地元サン・フェルナンドに住む若手カンタオール、ホアキン・デ・ソラ(Joaquín de Sola)。今日はちょっと意外な経歴のこのカンタオールを独占インタビューをまじえてご紹介します。
前回はヘレスのフェスティバルで聴いたカンテ公演を中心に紹介しましたが、今回はバイレ(踊り)公演についていくつかピックアップします。作品名をクリックすると、ダイジェスト映像にリンクするようにしましたので、そちらも併せてお楽しみください。