スペイン-日本を往復しながら、フラメンコの世界を闊歩する坂倉まきこが発信。

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ワインで有名なフランスのボルドーからローカル列車で1時間半の場所にある村、モン・デ・マルサン。ここでは毎年7月にフラメンコ・フェスティバルが開催され、今年で27回目を迎えます。(写真:フェスティバル事務局は村の中心に建てられた仮設テント。ことしは「折り紙」をモチーフにしたデコレーションが随所に見られます。)
今年の秋には、スペインからの来日公演がたくさん予定されているようです。どれに行こうかと迷われている方も多いでしょうが、できるだけたくさん、お財布が許すなら、観ていただきたいですね。現地に出かけて観るというのも結構な出費ですし。しかし、秋まで待てないフラメンコ・ウォーカーは、今年もフラメンコがぎゅぎゅっと凝縮されているフェスティバルへと赴いて参ります。
前回はヘレスのフェスティバルで聴いたカンテ公演を中心に紹介しましたが、今回はバイレ(踊り)公演についていくつかピックアップします。作品名をクリックすると、ダイジェスト映像にリンクするようにしましたので、そちらも併せてお楽しみください。
フラメンコ公演をたくさん鑑賞していると、歌=カンテを聞く機会が当然多くなります。踊りには必ず伴唱でつきますし、カンテだけのコンサート、またギターのコンサートにもカンテが入ります。特に、フェスティバル取材に行っていたアンダルシアのヘレス・デ・ラ・フロンテーラは、カンテのゆりかごとも言われるほど、素晴らしい歌手を輩出している土地。それだけに、耳の肥えた聴衆の中で鍛えられたヘレスのカンタオール/カンタオーラの歌うフラメンコは、言葉を越えて心に響くものがあります。(上写真は、ダビ・カルピオ公演より。左からパブロ・マルティン、ダビ・カルピオ、マヌエル・バレンシア、マヌエル・リニャン)
ここアンダルシア州ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフェスティバルの第一週目が終わりました。前半一週間のクルシージョ(前回号で説明したクラスのこと)も終わり、ほっとしたような、名残惜しいような気持ちの生徒さんも多いのでは。公演、展示、クラス、ペーニャ(愛好家が運営するフラメンコバル。フェスティバルの期間中はヘレスに何箇所かあるペーニャのうち、必ずどこかがオープンしています)、オフ・フェスティバル企画と、朝から明け方まで、いろんな形でフラメンコに触れていられるフェスティバル、明日から後半が始まります。(写真:ロサリオ・トレド公演「ADN」より)
毎年恒例のヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフラメンコフェスティバルが始まって三日経ち、すっかりエンジンもかかってきました。朝晩の冷え込みは激しいものの、日中は汗ばむ陽気。真っ青な空の下、ヘレスの街のあちこちでは、7箇所で1日3クラス、10時/13時/16時と合計21クラス走っている一週間の踊りのワークショップ、こちらでは通称:クルシージョに向かう生徒たちが行き交っています。(右上写真:オフ・フェスティバルの会場のひとつ、ラ・グアリダ・デル・アンヘル/La Guarida del Angel)
快晴のアンダルシアの青空の下、今年もヘレス・デ・ラ・フロンテーラで毎年恒例のフラメンコフェスティバルがスタートします。回を重ねるごとに、このフェスティバル期間に合わせたイベント-Actividades paraleras-も充実してきており、ヘレスの街中で様々な形でフラメンコを感じられる二週間となりそうです。
さあ、2015年。新たな1年がスタートいたしました!もうすぐ4年目に入りますこのコーナー「フラメンコ・ウォーカー」、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日、11月14日に来年の2月20日から3月7日まで、アンダルシアのヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催されるフェスティバル「フェスティバル・デ・ヘレス(Festival de Jerez)」の公演プログラムが発表されました。今年のポスターは、昨年ビジャマルタ劇場を湧かせた、マヌエル・リニャン(Manuel Liñan)のマントン(大きなマント)&バタ・デ・コラ(裾が長く尾の様になったスカート。通常、女性の衣装)姿です
去る10月23日、第18回ビエナル・デ・フラメンコのヒラルディージョ各賞の受賞者の発表がありました。ヒラルディージョ賞については、前回の記事をご参照ください。今回は、2年前の前回と比べて賞の数は5つ減りました。また「審査員特別賞」に代わって「セビージャ市賞」が設けられました。(右写真:エンリケ・モレンテ)