スペイン-日本を往復しながら、フラメンコの世界を闊歩する坂倉まきこが発信。

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2週間続いたここへレス・デ・ラ・フロンテーラでのフラメンコフェスティバル。昨夜、すべてのプログラムが終わり、今日は日曜日ということもあってか、昨日までは人が行き交っていた劇場周辺は、すっかり静まりかえっていました。期間中、134のイベントが開催され、約31100人の動員がありました。アーティストによるレッスンは43コース開催(踊り41、パルマ2)され、参加生徒は38ヶ国から延べ1060人。そのうち日本からの参加者は158人で15.93%を占め、2位のフランスの85人の倍近い数字でトップとなりました。
へレス・デ・ラ・フロンテーラでのフラメンコフェスティバル続報です。遺跡アルカサルの手前にある、パラシオ・ビジャビセンシオ(Palacio Villavicencio)は1664年に建設が始められたバロック様式の邸宅。その名の通り、ビジャビセンシオさんが住んでいたそうです。
今年のへレスはいまのところ快晴。気温は、晩はまだまだ冷え込みますが、アンダルシアらしい濃い青空が続いています。へレスと言えばフラメンコ!はもちろんですが、シェリー酒の産地としても有名です。日本でもおなじみのティオ・ペペなど、シェリー酒を作る酒蔵があちこちにあります。
昨年の歌舞伎座新開場から、歌舞伎鑑賞のよちよち歩きを始めました。初心者ならではの新鮮な発見をしている段階ですが、フラメンコとの共通点が結構あることにさらに興味をかき立てられています。たとえば音楽は、唄:カンテ、三味線:ギター、鳴り物:パルマやカホン。家系を中心にした役者の系譜のある歌舞伎に対して、ファミリアの血を重んじ、芸風を継いできたヒターノのアーティスト家系だったり。なんといっても一番共通しているのは、人から人へと芸を繋いできたことです。(FOTO:公演「Fatum!」より Festival de Jerez/Javier Fergo)
新しい一年が始まりました。3月でこのフラメンコ・シティオも3年目に突入します。昨年後半はイベントが多く、海外行脚で仕入れた情報も載せきれていません。アーティストをピックアップしてご紹介する機会も減ってしまいましたが、今年も様々な切り口からフラメンコをより楽しむための情報をお届けしたいと思います。
年の瀬、12月になると聞こえてくるのがクリスマスソング。スペインではそれをビジャンシーコ(Villancico)と言いますが、元の意味は「村に住む農民」。15世紀後半頃から農民達の間で歌われていた歌がその起源と言われています。今ではビジャンシーコ=クリスマスキャロルですが、そのフラメンコバージョンというのがあります。(左写真/Foto Jaime Martínez)
今年の秋は日本にいながらフラメンコに触れる機会が多かったように思います。9月は来日ワークショップ、10月のフラメンコ・フェスティバル。そして、セルバンテス文化センターでのギターコンクールや文化庁芸術祭参加作品やライブなど日本人アーティストの公演も観させていただきました。
10月10日、日本に到着したばかりのマヌエル・リニャンの公演直前インタビューが、主催者のパルコから配信されました。そのインタビューを担当させていただいのたので、フラメンコシティオではこちらに掲載させていただきます。
芸術の秋が訪れました。長かった夏休みシーズンが終わり、スペイン各地でフラメンコ公演のシリーズがスタート。観たい公演がめじろ押しではありますが、今年は日本でもフラメンコフェスティバルがあることですし、ここはぐっと我慢。とは言え、先日フラメンコ・ウォーカーはセビージャまで緊急発動してまいりました。(写真左:アルカンヘル&アカデミア・デル・ピアチェーレ。バイレはパトリシア・ゲレーロ)
10月11日から3日間、東京新宿文化センターにて「フラメンコフェスティバル」(パルコ主催)が開催されます。日本でよく知られていない芸術分野の来日公演では「本場トップアーティスト」「若手ナンバーワン」などと冠してあっても、実際その世界をよく知っている人にとっては「それ誰?」ということは残念ながら少なくありません。フラメンコに関しては、『フラメンコ』という言葉自体がよく知られているわりには、本場スペインのアーティストの名前は日本では一般的にはあまり知られていない現状です。しかし、今回のフェスティバルに来日するアーティスト達は、正真正銘、フラメンコの本場スペインで高く評価されているメンバーです。