スペイン-日本を往復しながら、フラメンコの世界を闊歩する坂倉まきこが発信。

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ここアンダルシア州ヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフェスティバルの第一週目が終わりました。前半一週間のクルシージョ(前回号で説明したクラスのこと)も終わり、ほっとしたような、名残惜しいような気持ちの生徒さんも多いのでは。公演、展示、クラス、ペーニャ(愛好家が運営するフラメンコバル。フェスティバルの期間中はヘレスに何箇所かあるペーニャのうち、必ずどこかがオープンしています)、オフ・フェスティバル企画と、朝から明け方まで、いろんな形でフラメンコに触れていられるフェスティバル、明日から後半が始まります。(写真:ロサリオ・トレド公演「ADN」より)
毎年恒例のヘレス・デ・ラ・フロンテーラのフラメンコフェスティバルが始まって三日経ち、すっかりエンジンもかかってきました。朝晩の冷え込みは激しいものの、日中は汗ばむ陽気。真っ青な空の下、ヘレスの街のあちこちでは、7箇所で1日3クラス、10時/13時/16時と合計21クラス走っている一週間の踊りのワークショップ、こちらでは通称:クルシージョに向かう生徒たちが行き交っています。(右上写真:オフ・フェスティバルの会場のひとつ、ラ・グアリダ・デル・アンヘル/La Guarida del Angel)
快晴のアンダルシアの青空の下、今年もヘレス・デ・ラ・フロンテーラで毎年恒例のフラメンコフェスティバルがスタートします。回を重ねるごとに、このフェスティバル期間に合わせたイベント-Actividades paraleras-も充実してきており、ヘレスの街中で様々な形でフラメンコを感じられる二週間となりそうです。
さあ、2015年。新たな1年がスタートいたしました!もうすぐ4年目に入りますこのコーナー「フラメンコ・ウォーカー」、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日、11月14日に来年の2月20日から3月7日まで、アンダルシアのヘレス・デ・ラ・フロンテーラで開催されるフェスティバル「フェスティバル・デ・ヘレス(Festival de Jerez)」の公演プログラムが発表されました。今年のポスターは、昨年ビジャマルタ劇場を湧かせた、マヌエル・リニャン(Manuel Liñan)のマントン(大きなマント)&バタ・デ・コラ(裾が長く尾の様になったスカート。通常、女性の衣装)姿です
去る10月23日、第18回ビエナル・デ・フラメンコのヒラルディージョ各賞の受賞者の発表がありました。ヒラルディージョ賞については、前回の記事をご参照ください。今回は、2年前の前回と比べて賞の数は5つ減りました。また「審査員特別賞」に代わって「セビージャ市賞」が設けられました。(右写真:エンリケ・モレンテ)
フラメンコの中心地、セビージャ。二年に一度のフェスティバル、ビエナルは無事終了。まさに24日間、24時間フラメンコ漬けという日々で、会場のはしごに、毎日一万歩以上歩くと言うフラメンコ・ウォーカー冥利に尽きる生活。期間中に足を運ぶことができたのは50公演でした。今回のビエナルは、67公演のうち60公演がチケット売り切れになるという好調ぶりで、入場券収入は 864,000 euros、日本円で約1億2000万円(2014年10月レート)と見込まれています。出演したアーティストは500人以上。観客動員数は10万人以上ということです。
ここセビージャで約一ヶ月にわたって2年に一度開かれるフラメンコフェスティバル、ビエナルも最終週半ばに入りました。残すところ、あと13公演。カンテとバイレの注目公演が残っています。このコーナーでは、ただ何を歌った、何を踊ったという出来事の速報ではなく、今、本場スペインではどんな公演が行われているのか。どんなアーティストが活躍しているのか、過去の歴史も含めてお伝えしています。一人のアーティスト、一つの作品を通してだけでも、フラメンコやスペインに関して知識は広がります。フェスティバル期間中にはすべての公演を取り上げることはできませんが、時間が経ってもフラメンコに関する読み物として楽しんでいただけるよう、引き続きビエナルからの情報はお伝えしていきます。映像へのリンクも入れていきますので、どうぞ、ごゆっくりお読みください。
この2週間、毎晩のように2~3公演ハシゴして疲れない?と訊かれますが、実は時間が足りないのが悩みというだけで、不思議と疲れは感じていません。むしろフラメンコを充電させてもらっているというありがたい感じです。このコーナーも50回目を迎えました。ご愛読、心よりお礼申し上げます!いろんな味を知って味覚が豊かになるように、自分の好き嫌いとは関係なく本質を見抜く眼を養うことは、こうして記事を書かせていただくためには必要不可欠。このビエナル期間中は、できるだけフラメンコを観たり、聴いたり、学んだり、アーティストからも今の動きを吸収して、今後の記事に反映させていきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
セビージャのマエストランサ劇場(Teatro Maestranza)は、川沿いの大通りに面したところにあります。同じ並びのワンブロック向こうには有名なマエストランサ闘牛場。通りを渡った先には黄金の塔(Torre de Oro)があります。目の前を流れている川は、グアダルキビル川(Rio Guadalquivir)として親しまれていますが、地図上ではアルフォンソ13世運河(Canal de Alfonso XIII)となっていて、本流は川を挟んだトリアナ地区(Triana)の西を流れています。アンダルシア最長の川グアダルキビル川。ハエン(Jaèn)のさらに北東にあるシエラス・デ・カソルラ(Sierra de cazorla)から発して、この川の流れに沿うように村が点在しています。そして末流はコルドバ→セビージャー→サンルーカル・デ・バラメダの終点へと向かいます。トリアナ地区はフラメンコのメッカのひとつ。そこで生まれたカンテの歌詞には、このグアダルキビル川の名前がよく登場します。(写真:グアダルキビル川。奥に見える橋はサン・テルモ橋)