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スペイン南部アンダルシア地方。大航海時代、多くの帆船が新大陸に向かって航海に旅立つ出発点となったグアダルキビル川が流れるセビージャは、かつては港湾都市として、今はスペインを代表する観光都市として多くの人が訪れる場所。そして、セビージャはフラメンコのメッカでもあることでも有名。旧市街からグアダルキビル川を挟んだトリアナ地区は、1560年以降のスペイン国王フェリペ二世によるヒターノ定住政策で、ヒターノの永代居住地の一つとして指定されて以来、多くのヒターノが移り住み、そこでフラメンコ文化が栄えることになった。

メロンシートこと松村哲志の活躍が目覚ましい。
松村は、2000年代にはいって以降最も活躍しているフラメンコギタリストの一人。カンテ伴奏者、バイレ伴奏者としてアルティスタたちから絶大な信頼を得ている若手ギタリストの要的存在だ。

若手がめきめきと台頭してきた1990年代後半から現在に至る日本のフラメンコを語るとき、今枝友加が担ってきた役割、存在感はあまりに大きい。ここ20年の間に、日本のフラメンコは大きな変貌を遂げたが、今枝は、その変化を最も顕著な形で体現したアーティストだからだ。