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寒い冬も後半戦に入った。このカンテ指南も、ふたたび明るい春に向かっていこうと思う。春といえばやはり、欠かせないのが祭り。その祭りにつきもののセビジャーナスを、またしばらくの間取り上げていきたい。これま...
 ゴルペと言えば、一般的には「打撃」の意味。ごつんという衝撃、ゴルフなどのショットもgolpeと呼ばれる。  フラメンコにおいてゴルペというと、まずサパテアードの手法のひとつとしてのそれを思い浮かべ...

アルボレアス 2

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 ヒターノの婚礼歌「アルボレアー」(標題は「アルボレアス」となっているが、アンダルシア方言では語尾のSが無音化するので「アルボレア」、または「夜明けの歌」を意味する「alboreada」のアンダルシア...

アルボレアス 1

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 フラメンコ版「ロミオとジュリエット」あるいは「ウエストサイドストーリー」ともいうべき映画、『バルセロナ物語(原題Los Tarantos)』。1963年公開されたこの映画には、カルメン・アマジャのほ...

アマルゴのロマンセ 2

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 詩人、劇作家、音楽家……幾つもの肩書を持ち、そのすべてにおいて非凡な才能を発揮したフェデリコ・ガルシア・ロルカ。彼がスペイン内戦の犠牲にならなければ、どれほどの作品が生まれていたかと想像すると、戦争...

アマルゴのロマンセ 1

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 さて、今回から趣向を変えて、ソレア・ポル・ブレリアの世界に入っていく当指南。最初はその導入として、詩人・劇作家のフェデリコ・ガルシア・ロルカが生み出した傑作ロマンセを取り上げる。  そもそもロマン...

セビジャーナス ハマス・メ・キセ

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 さて、スペインでは深い感動に彩られたセマナ・サンタ(聖週間)も終わり、いよいよ誰もが待ち望む春祭り、フェリア・デ・アブリル(4月市)がやってくる。祭りに欠かせないのがセビジャーナス。定番のものから新...
 ヨーロッパ大陸をはるばる越えてイベリア半島へとたどり着いたヒターノたちの旅路を彷彿させた前回のセビジャーナス、「Por la sierra de Armenia」に続いては、こちらもフラメンコのテー...
 さて隣国では、冬季オリンピックがさまざまな感動を残して終了した。今回のオリンピックで注目を集めたのが、兄弟でひとつの競技に出場したケース。兄弟でありながらライバルというドラマティックな展開に、惹き付...
 ウエルバに一時代を築いたパコとペペのトロンホ兄弟が、ふるさとの誇るロシオ聖母に寄せる素朴な信仰心をうたいあげたのが、今回取り上げている「Por la mañana(朝に)」だ。小さく愛らしい聖母に寄...