太田マキの湯の町、ワクワク!旅するギター

入れておかねば

実家に昔からあるお気に入りの古い額。
筆で描かれた土瓶の横には
「入れておかねば出てこない」
と書いてあります。子供の頃は「おかねば」が「お金は」に見えてたことあったな(笑)

久しぶりの更新でいきなりの言い訳ですが(笑)、ライブが終わりファンディングの後しばらくは、まさにもう「何も出ないです」という感じになっておりました。

思えばファンディングだけでなく、2016年はなんだか外へ外へと発信する事がとても多かった。文章を書くのは好きだけれど、SNSやメディアの宣伝などは得意でない自分としては、だいぶ頑張って外へと「エイ!」と飛び出して気が張ってもいたんだと思う。外に出す作業を少しお休みして映画を観たり本を読んだり、人と会ったり、あとは6年となった震災関連の報道などを見て3月の最初の週はやたらと泣いていました。悲しいというより溜まっている何かをお水で洗い流すような感じではらはらと涙が出てくる。そんな所へ花粉が飛んで来てさらにぐじゅぐじゅになったり、棚上げにしていた発表会の準備や確定申告などで、少しひきこもって仕事していました。

この時期お決まりの確定申告。大変ではあるけれど、膨大な領収書や数字を見ながら1年を振り返る機会にもなっている。6年前の311も確定申告の作業してた頃だった。去年はインフル2回+原因不明1回の高熱が続いて2月3月は病院の領収ばかり。そんな体調不良のさなか、そろそろ本気で帰るためのお金を貯めよう!と築40年の隣りと下の音がまる聞こえの今のアパートに越してきた。東京の中でポツンと自然が残されたエリア。通勤路にある知る人ぞ知るおとめ山公園は、公園というより山、森。このエリアは高い建物がないので空も大きく見える。ザリガニ釣りしてる子やデコボコの斜面でサッカーしてる子を横目に歩いていると東京にいる事を忘れてしまいそう。昼間は子供がいないので寒くない日はここで歌ったり踊ったり練習してる。通りがかるのは公園に住む猫たちくらい。ココに越してきて自分も自分を取り巻く状況も180度変わったように思う。ホントここに来て良かったなぁ、なんて思いながらレシートをせっせと入力。期日ギリギリで提出できました。ヤッター!

もうひとつのひきこもり作業は発表会のチラシ。色々悩んだけれど今回は東京クラスの節目だし初のホール発表会だから、全員の名前を入れたくて、アサール(オレンジの木に咲く花)の写真をちまちまと1ピクセルずつトリミング。疲れるんだけどそんな単純で緻密な作業をしていると不思議と雑念が飛ぶような。小さなお花の0.1mmの事ははっきり言って印刷してしまえば大した差はなくただの自己満足なのだけど、丁寧に丁寧にトリミングしているうちに少しずつ気持ちが落ち着いて、また日常がのんびりと戻ってきた感じです。今回は南大塚ホールにて。沢山の方にご来場いただけたら嬉しいです。力作のチラシ見てくださいね~。

とこのタイミングでファンディングの方は決済というのが終わり、やっとどなたからご支援頂いたかが開示になりました。そしてのんびり期間も終了。これからリターン=お返しを送る段階に入ります。ひとりひとりがそれぞれの想いで支援して頂いたファンディング。心を込めてリターンしていこうと思います。

ライブも来週はまた2本。歌って踊っての楽しみな本番ばかりです。
よし。そろそろまたボチボチと動き始めますのでどうぞ宜しくお願いいたします♪

2017発表会チラシ最終.jpg


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太田マキ プロフィール

バイラオーラ。大分県出身。20歳でフラメンコに出会い、岡本倫子スペイン舞踊団で活動後退団。関東を中心に教授・公演活動を行う。2012年日本フラメンコ協会第21回新人公演奨励賞及びエル・スール財団新人賞を受賞。 日本全国にて公演を重ねる中で、カンテ・ギターを学ぶ場が極端に少ない地方フラメンコの現状に触れ、音楽としてのフラメンコの普及活動の必要性を感じる。2016年11月「おおいたとスペインをつなぐ会」を発足。無料貸出しギターを全国に届けるため動き始める。カンテ・ギター・バイレが老若男女ともに楽しむ土地に根付いたフラメンコを求め、東京・大分・スペインを奔走中。