プーロ・ドランカー

カンテCD

20 ホアキン・デ・ソラ「プリンシピオ」×ハイリキ(黄缶)Joaquín de Sola「Principio」 ×hiLiki(la amarilla)

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 パコが行ってしまった。遺作の「カンシオン・アンダルーサ」の依然ツヤのある音を聴く度に、この世の無常を感じてしまう。しかし、フラメンコの歴史はまだ続く。そのパコの唯一無二の盟友・カマロンの生まれ故郷から届いた、若きカンタオールのデビューアルバムをご紹介しよう。制作発表当時は弱冠25歳、カディス県サン・フェルナンド出身、ホアキン・デ・ソラの「プリンシピオ」(2013)だ。

20 レメディオス・アマジャ×VAT69Remedios Amaya×VAT 69

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 フラメンコ音楽ファンのみなさん、お久しぶりです。今週末に上演の「踊りの声~La Voz de Baile」(京都11/3・東京11/4)に、何と、私も大ファンの唄い手、レメディオス・アマジャが登場します! これを機に彼女のディスクとウイスキーを引っ張り出して、前夜祭といきましょうか。

15 カマロン「ラ・レジェンダ・デル・ティエンポ」×アードベッグ・ガリレオCamarón「La leyenda del tiempo」×ARDBEG GALILEO

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 カマロン没後20年のメモリアルイアーだった2012年も、11月に入りもう残りわずか。この作品だけは何としても、本年度中に紹介せねばなるまい。フラメンコ界に衝撃を与え、後世までのカマロンの名声を決定づけた、1979年6月16日発売の「ラ・レジェンダ・デル・ティエンポ」である。

14 アグヘータ、カプージョ、トルタ他「ヘレス・アル・カンテ」×モカンボ20年Agujetas, Capullo, Torta「JEREZ AL CANTE」×Mocambo 20 years

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 前回ヘレスに触れたので、そのままフラメンコの核心に突っ込むため、近作「へレス・アル・カンテ」(2012)をご紹介! アグヘータ、カプージョ、トルタ――昔日のフラメンコを体現する、現役のツワモノ達が勢ぞろいの豪華な企画アルバムだ。カンテ入門篇としても最適な一枚である。

13 ファミリア・モネオ、サンボ、モレーナ「アル・アイレ・デ・ヘレス(3枚組)」×インヘニオ・マナカス(ラム) Familia Moneo, Zambo, Morena「al aire de jerez」×Ron Ingenio Manacas

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 今年のビエナル公演「ヘレス」では、同地の代表として、カンタオールのエル・トルタ、ルイス・エル・サンボらが登場した。ブレリアで真骨頂を見せた彼らのアルテ(芸)の核心を、濃縮スープのようにまとめた3枚組が本作「アル・アイレ・デ・ヘレス(ヘレスの空気へ)」(2006)だ。

12 エル・カブレーロ「パストール・デ・ヌーベス」×盛若(樫樽貯蔵)El Cabrero「Pastor de nubes」×Moriwaka (reposado en barricas de roble)

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 山羊と共に荒野をさすらうカンタオール、それがエル・カブレーロ(山羊飼い)だ。黒いソンブレロに赤いスカーフで悄然とたたずむ姿は、まさに「夕陽のガンマン」そのもの。時代と共に消えゆくフラメンコの美学を、21世紀の今も身体を張って伝える、頑固一徹なアーティストの一人だ。

11 ナバヒータ・プラテア「デスデ・ミ・アソテア」×カサル・ガルシアNavajita Plateá「Desde Mi Azotea」×Casal Garcia

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「きみへ捧げるバラを切った。だけどここにいない・・・」と滑り出す渋いバラード「マラケシュの詩人」は、久々に喰らったKOパンチだった。ヘレスの人気デュオ「ナバヒータ・プラテア」が、昨年急逝したフラメンコ・ギタリスト、モライート・チーコのオマージュに出演して唄った曲だ。

10 マイテ・マルティン「ケレンシア」×グレイス甲州2010Mayte Martín「Querencia」×GRACE KOSHU 2010

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 山梨の白ワイン、「グレイス甲州」はご存知だろうか? シュール・リーという、ワインを澱に触れさせる製法を用い、地元土着品種「甲州」から生み出された、日本が世界に誇る辛口の白だ。その淡雪のような後口に衝撃を受け、早速このワインに合うアルバムを探した。それがマイテ・マルティンの「ケレンシア」(2000)である。

9 カルメン・アマジャ&サビーカス「フラメンコ!」×サンライズ カベルネ・ソーヴィニヨンCarmen Amaya & Sabicas「FLAMENCO!」×SUNRISE Cabernet Sauvignon

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 天は二物を与えたという典型が、今回ご紹介する舞踊家、カルメン・アマジャ(1913~1963)だ。超高速サパテアード(足を踏み鳴らす技)、連続稲妻ブエルタ(回転)などは、早回し映像かと思ってしまうほどに激烈だ。が、筆者は映像よりも先にCDを聞いてファンになった一人である。それほどに彼女の唄は素晴らしい。

8 カプージョ・デ・ヘレス「フロール・イ・カネラ」×レアル・テソロCapullo de Jerez「Flor y Canela」×REAL TESORO

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 地中海を挟んだアフリカ大陸への港町、アルへシーラスをほっつき歩いていると、珍しくCD店に出くわした。薄暗い店内には意外にもフラメンコが充実している。そこで見つけた一枚の傑作が、今回ご紹介するカプージョ・デ・ヘレス「フロール・イ・カネラ」(2007)だ。