川尻敏晴の夜ごと酔いどれタブラオ巡り

2014年5月18日 カサ・デ・エスペランサ



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 19世紀ドイツの画家、マックス・リーバーマンの名言に「才能が無くなると、形式がはじまる」というのがある。


芸事をする人にとってはその段階によって解釈は異なるだろうが、常に立ち位置を意識しなければならないということには変わりないだろう。

もがき苦しみながらも常に進化し続けているアルティスタ達に会いに、今日も高円寺のカサ・デ・エスペランサへと向かった。


【踊り】杉原敦子, ハタエ, 小形衣里

【歌】有田圭輔
【ギター】尾藤大介

エスペランサに頻繁に出演されているのに杉原敦子さんを拝見するのは初めて。
ソレア・ポル・ブレリアとしなやかで思い描いたイメージを語りかけるようなグアヒーラがとても良かった。

何かとご一緒する機会が多いハタエさんは真の芸術家だと思っている。自分を追い込み、自らの世界を作り上げ、観るたびに進化している。
アレグリアスと渾身のソレア。今宵はいつにも増して気迫が凄かった。

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小形衣里さんは、一瞬にして店内を深い情感の空気で満たしたシギリージャとガロティン。独特の雰囲気が魅力を感じた。


写真は
1段目、杉原敦子さん
2段目、ハタエさん
3段目、小形衣里さん

【リンク】
杉原敦子フラメンコクラス
Estudio Hatae | Hataeフラメンコ教室
小形衣里 FLAMENCO

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川尻敏晴 プロフィール

6歳よりクラシックギターを学ぶが、長く伸びた鼻を中学の時にパコ・デ・ルシア に折られる。以来フラメンコは聴くものだと心に決める。数年前のある日、生の音に触れたい気持ちから一大決心して、独りタブラオの扉を叩く。初めて観た俵英三さんの伴奏による瀧本正信さんのカンテライブにいたく感動し、狂ったようにタブラオ通いが始まる。 アーティストと直に触れることができるタブラオこそ、パーソナリティも重要なフラメンコの真骨頂だと考えている。自身は近所の仲間とオヤジバンドを結成し、精力的にライブ活動を行っている。ベースを担当。本職は某IT企業のサラリーマン。
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