記念すべき日本初のフラメンコ・フラッシュモブが、無事終わりました。
行われたのは、本日9月29日午後1時、丸ビル1Fマルキューブひろば。
12時50分。総勢約100人の踊り手たちは、通行人に紛れ、4つのグループに分かれて待機。
はい、なんとと言っても、フラッシュモブは、サプライズ命ですから。


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1時ちょうど、10数名の小島舞踊団の人たちが、突然シャキッとダンサー・ウォークでスタンバイ。早くも周囲がザワついてくる。
タンゴが流れ(今回音楽は録音を使用)踊りだすと、何が始まったのかと通行人&ショッピング中の人々が集まってきて、あっという間に人だかりができた。
さすが、小島舞踊団のタンゴ、カッコイイ!
一瞬で周囲の人々の目が釘付けに。
約4分間のタンゴが終わると、
間髪いれずに、舞踊団の人たちがパルマを打ちながら、セビジャーナス参加者を呼び込んで、100名が勢ぞろい。セビジャーナスが始まりました。
やっぱこの人数で踊るインパクトってすごい! 
なんせここは、天下の丸ビルの一角。いきなり、100人の踊り手たちが出現しちゃったんだもの。
周囲のお客さんたちは、そりゃ、度肝抜かれます!
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今日初めて顔を合わせた参加者の皆さん、パフォーマンスの段取りは直前の簡単な説明のみ。リハなし一発勝負で踊ったのだが、みんなノリのいいこと! 楽しさいっぱいで踊ってる!!
笑顔だけじゃありません。
今回の参加者、かなり腕に覚えのある方たちだったようで(もしくはすごいきもったまの持ち主!)緊張の色などまったく感じさせず、カッコよく決めていました。
一番一番、踊る相手を変えながら(それもまた楽しい!)、
4番までを2度繰り返し、ラストはそれぞれお客様に向かってフィニッシュ!
バッチリ決まりました! オレ!
一瞬のうちに、記念撮影までやり、三三五五、何事もなかったように?!フェイドアウト。
終了後は、みんなでフラメンコ・フラッシュモブの成功を祝して、
ビールではなくお茶で乾杯!
みな、満面の笑顔。フラッシュモブをやりきった喜びと高揚感をわかちあい、再会を誓って解散となりました、
「フラッシュモブってくせになるね!」とは、本日踊り手たちのリーダーを務めてくれた小島章司フラメンコ舞踊団団員柳谷歩美さんの弁。
いやぁ、でももほんとに、突然観客と化した方々が、みんなびっくり、大注目してくれるんですもん! たまりませんわ、これ。
flamencofes.jpg10月開催の、フラメンコ・フェスティバル・イン東京のプレイベントとして行われた今日のフラメンコ・フラッシュモブは、
フェスティバルの主催者であるパルコ(担当は中西さんと三宅さん)と、以前からフラメンコ・フラッシュモブを提唱していたバイレ・フラメンコ(パコさん)の共催で実現したもの。
準備期間が短かったので、実は今日この日を迎えるまで、スタッフ一同準備はねじり鉢巻き状態だったのですが、モブの勢いってすごいですね! これはもう現代の祭りです。
共有した時間はほんのわずかでしたが、スタッフも参加者も最後には一つになって、かけがえのない一瞬の興奮をわかちあったのでした。
世情を反映して、ちょっと厳しい風が吹いている日本のフラメンコ界ですが、フラメンコ・フラッシュモブが新たな起爆剤になる予感! まずは、今日のこのパワーを、フェスティベルの成功へつなげていきましょう! そして、フラメコ・フラッシュモブで、ニッポンも、ニッポンのフラメンコももっと元気に!

3つの壁の乗り越え方

【フラメンコに行き詰まりを感じている方へ】

フラメンコ(カンテ/踊り/ギター/他)が難しい...
先行きが見えない...
壁を感じている...