アクースティカ新スタジオ"中野スペースリンク"、9月15日オープン! 

当サイトを運営しているフラメンコ音楽ショップのアクースティカが、 9月4日、中野に引っ越しました。 これに伴い、アク―スティカ新スタジオとして 「中野スペースリンク」が9月15日にオープンしました。 中野駅北口から歩いて […]

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緊急寄稿 フラメンコたちよ、目を覚ませ!    堀越千秋

【リード】 フラメンコロコにしてカンテ唄いのアフィシオナード。我らが大画伯堀越千秋氏より、特別なメッセージがシティオ編集部に届けられました。 内容はフラメンコではありません。「戦争は嫌だ! 7月10日の選挙に行こう!」で […]

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レブリハの至宝、イネス・バカン来日! ~東京、大阪、福岡で公演~

今日のレブリーハを代表する歌い手。1952年レブリーハ生まれ。レブリーハ・ウトレーラ一帯に住むピニーニの子孫達のひとりであり、ピニーニの曾孫にあたる。父親バスティアン・バカン。兄はギタリストのペドロ・バカン。
大地にどっしりと根を下ろしたような、悠久の時を宿したそのカンテは、アフシオナードたちの心をつかんで離さない。ソロ活動のほか、コンチャ・バルガスらの伴唱でも名高い。出演作品、ファミリアでのフランス公演を収録した「イネス、エルマナ・ミア(DVD/PAL方式)」は、レブリーハの匂いを堪能できる秀作。

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スイスの地でフラメンコを求めて 特別寄稿 林結花

フラメンコの香りが色濃いカディスに生まれ、幼少の頃からその非凡な才能を現す。その頃よりフラメンコ界の大御所達、チャノ・ロバト、ファン・ビジャール、マリアーナ・コルネホ、テレモート、ドゥケンデ、ニーニャ・デ・プエブラ達とすでに同じ舞台に立っていた。また、第一線で活躍中の舞踊手の伴唄者としても愛されており、ラファエラ・カラスコ、アンドレス・マリン、ベレン・マジャ、ラファエル・カンパージョ、ファルキート達とスペイン国内だけでなく、世界中で共演している。特に最近のファルキートの公演には必ず彼女の姿がある。数多くの賞も受賞し、2007年に初アルバム、"Barcas de Plata"を発表後はソリストとしても精力的に活躍をしている。

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アグヘタが死んだ 特別寄稿・堀越千秋

本名マヌエル・ビエホ・サントス・パストール。父はマヌエル・トーレの歌を味わい深いカンテで伝えたアグヘータ・エル・ビエホ。娘ドローレス、息子アントニオの歌い手。兄弟一族は、鍛冶屋を生業としながら、セミ・プロとしてカンテ・ヒターノの真髄を伝える歌い手たちだが、長兄マニエルは、一人70年録音の初レコード「ビエホ・カンテ・ホンド」の録音をきっかけにプロ活動を始める。その腸からの叫びは、"最後の野性"と称され、生粋のヒターノとしての生き様を貫きながら唯一無比の歌い手としてその名を馳せた。故郷のロタには、巨大な彼のモニュメントが建立されている。1984年初来日。以降、バイラオーラのカナコ夫人と共に、何度もの来日を果たしている。一昨年、下北沢タウンホールで行われた公演が最後となった。2015年12月25日、先頃ガンにより永眠。
「アグイヘータ・エン・パリ」「フラメンコの大家たちvol.5 マヌエル・アグヘータ」など多数の録音がある。最新作は息子アグヘータと共演した「アル・メホール・dr・ナシオ」。カルロス・サウラ監督の映画「フラメンコ」での熱唱は、まだ「カンテ」を知らない世界中の人々にその魅力を伝えた。

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ナハーロ芸術監督が語る! スペイン国立バレエ団の伝統と革新

東京公演 日本初演!
11月20日(金)~11月22日(日)Bプロ
11/20 19:00
11/21 13:00 / 17:30
11/22 13:00
Bunkamura オーチャードホール
●Bプロ アレント(新作・日本初演)/サグアン(新作・日本初演)
出演:スペイン国立バレエ団
■料金:S席 ¥12,600/A席 ¥10,500/B席 ¥8,500/C ¥6,500/D ¥4,500(税込)
■主催:TBS/TBSラジオ/CIC/MIYAZAWA & Co.
■企画・招聘:TBS/MIYAZAWA & Co.
■後援:駐日スペイン大使館/セルバンテス文化センター東京/日本フラメンコ協会/BS-TBS
■公演ホームページはこちら
■チケット取り扱い 
TBSオンライン 「TBS スペインバレエ」で検索
チケットスペース 03-3234―9999(オペレーター対応)
         「チケットスペースオンライン」で検索  他
ローソンチケット 0570―084―003(Lコード35050)
         0570―000―407(オペレーター対応10:00~20:00)
 

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日西の架け橋「SAKURAプロジェクト」の果敢な挑戦! 

・2013年「SAKURAプロジェクト」起動。
  8月アルムニェカル市 エル・マフエロ公園内ステージ。
  プロデューサー エミリオ・マジャ、踊り手兼プロデューサー補 浅見純子、
  プロジェクトマネージャー 片山友紀にてプロジェクト結成。
・2014年「SAKURAプロジェクトVol.1」
  8月1日(金) モトリル市 カルデロン・デ・ラ・バルカ劇場
  8月2日(土) アルムニェカル市 エル・マフエロ公園内ステージ
  8月9日(土) グアディクス市 
  10月29日(水) 日本凱旋公演 新宿エルフラメンコ
  メンバー ギター:エミリオ・マジャ 
  カンテ: エル・ガジ、マヌエル・タニェ 他
  ゲスト:ホルへ・パルド(※8/9グアディクスのみ)
  踊り手:浅見純子、荻野リサ、大塚香代、吉田久美子
・2015年「SAKURAプロジェクトVol.2」
 7月31日(金)Corral del Carbón コラル・デル・カルボン グラナダ市内
 9月23日(水・祝)日本凱旋公演 新宿エルフラメンコ 
 メンバー ギター:エミリオ・マジャ 
 カンテ: エル・ガジ、マヌエル・タニェ(※スペイン公演のみ)
 踊り手:浅見純子、荻野リサ、大塚香代、吉田久美子
 衣装協力:ソニア・ジョーンズ(9月23日エルフラメンコ公演)

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もうすぐ来日!カニサレスの魅力

プロフィール
神業的なテクニックの上に深い知性と表現力を宿してフラメンコとクラシックの領域を超えて活躍するスーパー・ギタリスト。1966年、スペイン東部のカタルーニャ生まれ。88年から巨匠パコ・デ・ルシアのセカンド・ギタリストとして10年間活動を共にする。97年ソロ・デビュー。フラメンコ界に新風を吹き込み、確固たる地位を築く。2011年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団からの招待を受け「アランフエス協奏曲」を共演。クラシック界からも大きな注目を浴び、以来、フラメンコ・ギタリストとしての活動と平行し、ヨーロッパ中のオーケストラと共演を重ねている。

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今も胸に刻まれているマエストロたちの声~作品「ボゼス」で伝えたいこと~

現代のフラメンコ界で最も人気のある踊り手。ファッションショーや一流ブランドのCM出演、テレビ番組の司会を務めるなどジャンルを超えて幅広く活躍し、国民的人気を誇る。マドリードやバルセロナで行われる彼女の公演は1ヶ月以上のロングランとなり、アメリカ、ヨーロッパなど世界各国で舞台を重ねている。アンダルシアの港町カディス出身。舞踊教師だった母のもとで早くから踊り始める。日本では1990年に初来日を果たしている。アントニオ・カナーレスやエル・グイトらの舞踊団でゲスト出演を重ねた後、98年に自身の舞踊団を立ち上げる。以降数々の作品を発表して今日に至る。カルロス・サウラ監督の映画「フラメンコ・フラメンコ」では、真っ赤な衣装を身に付け、トップシーンを飾っている。2003年スペイン国民舞踊賞、翌年にはアンダルシア州金メダルを受賞づるなど、大きな賞を軒並み受賞。実力と人気を兼ね備えたトップ・アルティスタである。

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スーパー・バイラオーラ ロシオ・モリーナの明確なフラメンコ性

1984年、スペインのマラガに生まれ、3歳から踊りを始める。
 17歳のとき(2001年)にマリア・パヘス舞踊団へ入団し、世界各地で活躍。
 2002年、マドリッド王立舞踊高等学校を卒業。
 2005年、ビトリア中央劇場(Teatro Principal de Vitoria)にて処女作『Entre Paredes(壁の間)』を発表。翌年以降も次々と精力的に新作を発表し、ヨーロッパ・北米など各地で好評を博す。
 2010年には、26歳という若さでスペインの芸術・ダンス・文化の中でもっとも栄誉ある「Premio Nacional de Danza2010(スペイン舞踊家賞)」を受賞。これはスペイン舞踊界最高の栄誉ある賞であるため、受賞したロシオ本人も非常に驚いたという。
 2015年には、イギリス版のトニー賞とも言われている、その年に上演された最も優秀な舞台作品に与えられる「ローレンス・オリヴィエ賞」にノミネート。益々注目が集まっている。 天才的な音感、驚異的な身体能力、そして天性の踊り手としての感性を備え、伝統的なフラメンコから現代作品まで、奇抜な振り付けと高度なテクニックを駆使したステージは、全世界で高い評価を得ている。 現代フラメンコ界における若手ナンバーワンの舞踊家である。
(http://rocio-molina-japan.com/rocio_profile.html より引用)
→ ロシオ・モリーナ舞踊団 アフェクトス 日本公演公式ホームページ

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