スペイン-日本を往復しながら、フラメンコの世界を闊歩する坂倉まきこが発信。

最近の記事

連載順で表示


昨年の3月、日本で大きくコロナ感染が報道されていたスペイン。本来なら2月に開催される毎年恒例のフェスティバルは日程を延期し、本日から開催されます。
今年はフェスティバル25周年という節目の年。本来なら世界各国から人が集まり、より盛大に様々な記念企画もあったことでしょうが、例年ほどの集客は難しいこともあり、コロナ禍の今の情勢に合わせた形での開催となるようです。
今のところ、まだ収束には向かっていない世界のコロナ事情。特別なケースを除いては、海外への渡航には数々の制限が設けられています。コロナ感染だけでなく、アジア系に対するヘイトクライム問題も続いており、以前のように自由に海外旅行ができるのは、先になりそうな気配です。
全世界的な広がりで、生活様式にも大きな影響と変化をもたらしている新型コロナウィルス。スペインで緊急事態宣言が出されたのは3月14日。以降、あっという間に感染者が急増。スペイン 国内の死者数も、欧州ではイタリア、イギリス、フランスについで現時点で4万7千人を超えています。
第24回ヘレスのフラメンコ・フェスティバルでの公演の紹介を続けていきます。
晴天が続いていたアンダルシアのヘレス・デ・ラ・フロンテーラですが、週末から曇り模様。とはいえ、気温はあまり下がらず、相変わらずの暖冬。日本から持ってきたカイロも出番なく終わりそうです。
日本からの催事の中止のお知らせが続々と届く中、ここアンダルシアでは、今のところ影響なくフェスティバルが続いています。ただ、スペインでのコロナウイルスの陽性者が軒並みイタリア帰りの人達なので、フェスティバル後半から来西予定のイタリアからの参加者には影響が出るかもしれません。
朝晩の気温差はあるとはいえ、今年は全体的に気温の高いヘレス・デ・ラ・フロンテーラ。4年前にはインフルエンザが大流行したこともあり、締め切った会場でのレッスンや公演は、濃厚接触とも言える距離。2週間を乗り切るには、とにかく健康第一!ということで、今年は個人的には出控え傾向でのスタートです。
第24回ヘレスのフラメンコフェスティバルがスタートしました。このフェスティバルに参加し始めて20回目ですが、ここ、アンダルシア州のヘレス・デ・ラ・フロンテーラの中心部の街並みは、初めて来た時からほとんど変わっていません。多少の小売店の入れ替わりはあるものの、道や建物、風景には変化がなく、毎回が初めて来た時から繋がっているような気分になる不思議な場所です。
湿気の少ないスペインから日本に戻ると、その空気の重さを痛感します。来年の夏は、日本でのオリンピック開催ですが、ヨーロッパ諸国の選手にとっては屋外競技はかなり厳しいコンディションとなるでしょう。気温や湿気だけでなく、日の出と日没の時間にも大きな違いがあります。夏は夜8時くらいまでは明るい欧州。それによる生活時間帯の違いも、そこで生まれる文化や習慣に大きく影響していると思います。
蒸し暑い日本から、気温は高いとはいえ湿気の少ないスペインへの旅は、夏休みのオプションの一つです。パンプローナのあるバスク地方は、スペインの中でも北部なので、首都マドリードやアンダルシアよりも比較的過ごし易い気候ですが、朝晩の気温差が激しく、20度くらい違うことも。実は、こちらに来た初日にあまりに寒くて、8月中旬なのに秋物のコートを買ったくらいでした。