今年の初踊りはなんとテレビ出演でした。しかもサテライトスタジオでの生放送だったんです!
1月末にスペインからバタバタと帰りまして、2月の初めのことでした。これも一つの経験。
テレビスタッフの方々も感じがよくて、楽しい思い出となりました。ちょっとその時の様子を簡単ですがご報告します。
実はギターの若林雅人氏が、ニコラジというインターネットの生ラジオ番組に出演することになって、「千本桜」という話題の音楽をご披露するということで、それに合わせて踊って欲しいと依頼がありました。友人の若林氏を応援したいと、わたしも急きょ振付し、そして出演とあいなったのです。ラジオといってもテレビで、ネットの世界の話なので、私はかなり、ちんぷんかんぷんでした!「千本桜」って、機械が作った音楽なんですって。ヒェー!です。でも悪くないです。私は嫌いじゃないです。いままでも色んな人がこの曲を演奏しているのです。この日は「若林バージョン」ということで、フラメンコっぽく仕上がっていまして楽しく踊れました。
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★主役ではない私もインタビューを受けました。上のモニターテレビにはちょっと時間的にずれて写るよう?
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★「どんな時が一番楽しいんですか?」とか聞かれて、「本番が一番楽しいです!」などど答えている私でした。そうそう、「私は古の人間ですから」って言ったら、それが何故かウケました!
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★いよいよ若林氏の演奏となり、こちらも小さなスタジオ内で強引に踊りました!
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★「素晴らしい踊りでしたね!」と大受け!まぁ何といいましょうか...(苦笑い)
フラメンコ舞踊家。スペインに暮らしながら、現地での舞台活動を重ねてきた貴重な存在。81年渡西。83年、セビージャでセビジャーナスコンクールに入賞し話題を撒く。翌年、グラナダを代表する踊り手マリキージャのアカデミーに招かれてセビジャーナスのクラスを開講。以来グラナダに住み、フェスティバルやタブラオ、ペーニャ等に出演。リサイタルも度々開催している。98年にはスタジオ「ラ・カチューチャ」を開設した。一方日本では、ペヌルティモ・コンサートシリーズ、「きもったま鍋」シリーズなどを上演。フラメンコ舞踊独特のペソ(重さ)とコラヘ(怒り、内に秘めた激情)、そして粋なグラシア(愛嬌)に溢れたバイレは高い評価と人気を得ている。現在は日本でも常設クラスを開講し、日西を行き来しながら精力的に活動を続けている。